著者:秋本芳伸、岡田 泰子
対象者:ITエンジニア
おすすめ度:★★☆☆☆
【概略】
要求定義と要件定義の目的や役割、記述方法や注意点の55のルールとしてまとめ上げられています。
55のルールは、一応章によって分類はされていますが、分類が解りにくくあまり意味をなしていません。
同じ内容の事が何回か書かれています。
文章自体は読みやすくなっています。
【所感】
ある程度の経験がある人が対象のわりには、内容が教科書通りで浅いと感じます。例えばルール54の”概要仕様書は「要求定義」+
「要件定義」をもとに設計する”とあります。これは、ある意味
あたり前の事では無いでしょうか?
読んでも何も得るものは無いという訳ではないのですが、初めて要件定義を行う人向けの内容が多く、具体性も低い為、あまりお勧めはできません。
ただ、私自身のおすすめ度として★2つはやや厳しめになっています。
※私はこの手の”55のルール”や”128のセオリー”系は
ある程度の経験を有し、基本的な事を知った上で、このルールや
セオリーを適用すれば、効果がある事が書かかれると考えています。
※要求定義、要件定義が難しいのは、最終成果物(この場合システム)のイメージが全員異なる事や、システムを導入しようとする事により部門間の対立やセクショナリズムが現れる等、教科書通りにやっても上手く行きにくいからだと考えます。このあたりの事はワインバーグの本が大きく参考になると思います。
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