2008年07月03日

日本陸軍に学ぶ「部下を本気にさせる」マネジメント

タイトル:「日本陸軍に学ぶ「部下を本気にさせる」マネジメント」 扶桑社新書
著者:拳骨拓史
対象者:プロジェクトマネージャー
おすすめ度:★★★★★

【概略】
リーダーとは何か、組織におけるリーダーのあり方が書かれています。
日本陸軍でのマネジメント方法を主な考え方としています。
大きくは”兵法経営は日本陸軍に学べ”、”戦略を制するものはビジネスを制す”、”伝説のリーダーになる方法”、”人間を変えてしまうマネジメント”、”情報を作戦に活かす”、”価値ある「転進」のために”で構成されています。



文章はやや読みにくい箇所がありますが、おおむね読みやすいです。

【所感】
戦争という極限状態で部下を死地に行かせる事ができるというのは、そう簡単にできる事では無いです。単に職位権限で命令しても簡単に死にに行く人はいません。
それができればプロジェクトでメンバーのモチベーションをあげる事や、チームを作っていく事にかなり役立つと考え購入した本です。

読んでみていろいろと、ためになる事が書かれていて、個人的には必読と考えます。
例えば、はじめの方に将の将たる資質が書かれています。(「統帥綱領」より)
  1.気高い品性
  2.公平な資質と無限の包容力
  3.堅固な意志
  4.卓越した識見と非凡の洞察力
  5.期待の星
  6.全員から尊敬される中心人物
この資質を全てそなえる事は難しいですが、これらのどれかを身につけるだけでも、プロジェクトを進める上で役に立つと思います。

また、”圧倒的に不利な体勢でも、一糸乱れずに戦うことができるのは、その行為が決してムダにはならないと信じればこそである。”とあり、その為には「ビジョン」が大事とあります。

やっぱり、自分のしている事の意味が見えなければやる気は起きません。その事が既に書かれているのですが、それを知ろうとしていない人が多いと感じます。

真のプロジェクトマネージャーになりたい人に、お勧めします。

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