著者:岡嶋 裕史
対象者:SE?
おすすめ度:★★☆☆☆
【概略】
システムを利用するユーザが、SEやコンピュータ関係の人と業界の状況を理解する為の内容が書かれています。
開発方法論や各技術については基礎的なレベルで書かれています。また開発担当や運用担当の問題なども書かれています。
コンピュータ技術者からみたらごく基礎的な内容か、良く話題にでる事が書かれています。
第三部はよくある不思議なシステム(※1)が、ユーザ側とSI側のどのような下心から生まれるのかが、ケース的に書かれています。
文章は平易でよみやすく、コンピュータシステムの構築方法を良くしらない人でも知ったかのように理解できます。
※1 導入されているけど誰も利用しないようなシステム、よくあってはいけないのだが、よく見かけてしまう。
【所感】
最後のあとがきに「本書をSEの人が読んだらと思うとぞっとするほどである。」と書かれている、ユーザ側からみた書籍は数が少ないので、個人的にこの手のタイトルの本は購入してしまいます。
確かにSEからみると、「う〜ん・・・」とうなってしまいます。
内容的にSEの側からみると、技術的には表面の部分だけが書かれていて、用語はやや間違って解釈されている箇所も散見される為、あまりおすすめできません。
ユーザ側からみると、確かにある程度コンピュータ屋の事が解るのですが、システム開発時に役立つ内容であるかというと、疑問は残ります。
内容的にもこういった事があるのだなという程度で、読むのが一番良いと思いますし、そういう意味で、第三部のケースはWeb5.0!等、読み物としては面白いと思います。
まぁITエンジニアの視点からみると、どうしても星2つになってしまいますが、あとがきの「そろそろ、ユーザもSEも同じ仲間になろう、どうせ努力するなら、いいものを作ろう」の一文は、良いと感じました。
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